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今回は2023年11月のフィリピン・セブ旅行で利用したチャイナエラアインの復路の様子をお伝えします。
↓往路の様子はこちらからどうぞ
【コンパクトで南国感あふれるセブ空港】

セブ空港は市街地からタクシーで約30〜40分。車寄せからペデストリアンデッキを渡り天井の高い出発ロビーに入ります。空港の建物に入る動線が旅情をかき立てるようなデザインでワクワクします。
搭乗手続きに訪れるとツアー旅行の参加者よろしく「チャイナエアライン」と書かれたシールを服の上に貼るように求められました。

手荷物検査と出国審査を終えて搭乗口へ。南国ムード漂う円形のカウンターのカフェバーを取り囲むように搭乗口が並んでいて、おしゃれ。リゾート地に住んでいない人が連想するステレオタイプの南国リゾートっぽい造り。けど、それが良い。

往路と同じく、同行した友人がチャイナエアラインの上級会員さまだったので、搭乗ゲートの真下にあるプラザラウンジにご厄介になります。

今回、初めてフィリピンに行ったのですが、とても良くご飯を食べる国なのですね。ラウンジにもご飯がしっかりありました。



それと、後から知ったのですが、セブは華僑があまり多くない土地であるにもかかわらず、焼売が非常にポピュラーだそう。今回の旅でかなり焼売の屋台があるのに気づいていましたが、まったく食べることがなかったので、次回があれば挑戦したいと思います。

ビールはタイガービールとフィリピン代表のサンミゲルビール。
まったりとした時間が過ごせました。
【台湾らしさが味わえる機内食】

到着便の遅れでわれわれが搭乗する折り返し便は30分の遅延。
優先搭乗はわれわれ以外にビジネスのお客さんが2名のみで、皆さん慌ただしく搭乗。搭乗率は行きより少なめで約7割程度。やはり台湾人の姿は多くなく、大半がフィリピンの方。

上級会員の友人の特権のおこぼれにあずかりエコノミーの最前列。保留席をいただきました。ありがたや。
離陸して1時間もたたないうちに機内食サービス。ちょうどルソン島に近づいた頃でした。
で、驚いたことにCAさんがめちゃくちゃ流暢な日本語できさくに話しかけてくれました。
学生時代によく乗っていたチャイナエアラインですが、当時から中国語で話しかけられることが多く、ちょっと特別な体験。しかもあまり日本人は乗っていないであろうセブ線でというのは本当に意外。やはり上級会員の同行者ということで一応チェックが入っているのでしょうかね。
「中国語できるんですね!?」って逆に驚かれたのですが、お姉さんの日本語の流暢さの方がびっくりでしたわよ。

食事のメニューは牛肉チャーハンと海鮮ビーフンから選べました。
今回は牛肉チャーハンをオーダー。チャーハンの具が牛肉なのではなく、蔥爆牛肉と卵チャーハンがセットになったやつでした。チャーハンは薄味だけど、蔥爆牛肉は甘くて、チャーハンと混ぜて食べると美味でした。
春雨サラダは「台湾のタイ風」の味付け。パパイヤサラダのパパイヤが入っていないやつ。(これで通じるかどうか分かりませんが)
ビールを頼むと台湾ビールかハイネケンを選ばせてくれました。

【ちょこちょこ揺られながら着陸態勢に】
マニラを過ぎたあたりで気流が乱れ、軽く揺れてシートベルトサイン点灯。

その後消灯してウーロン茶とコーヒーのサービス。トレイ回収が始まったルソン島北部でまた揺れて点灯。
バシー海峡でパーサーさんが空席のシェードを閉めにくる。多分西日が強くなったからかなと。実はこの光景って初めて見たのですが、他の路線や航空会社もやってるのでしょうか?きめ細やかなサービスだと思います。

鵝鑾鼻付近でもシートベルトサイン点灯。台湾本島西側を北上しました。
着陸体制前に流れる自動放送は往路と同様、やはり聞こえず。仕様の問題か。
着陸13分前にシートベルト着用の最終確認の指示。
10分前に乗務員の着席指示。こんなにギリギリなのかとちょっと驚く。
台北上空は分厚い雲の中。(直前の放送では雨がパラつく程度。確かに台湾のニュースでは冬型の天気が強まるとの話)
後3分で着陸という時に機体が急上昇。どうやらゴーアラウンドをした模様。上昇と同時に機体がそこそこ揺れ始める。
機長のアナウンスがあり「塔台說障礙物沒有淨空(管制塔から障害物がクリアになっていないと言われた)」とのこと。
その後は旋回した上でスムーズに着陸。出発が遅れたこともありましたが結局10分遅れで到着しました。

久し振りのチャイナエアラインの旅でしたが、台湾らしさがひしひしと感じられる楽しいひと時でした。
台湾に住んでいると安心感すら覚える心地よさ。日本からセブへの直行便はあまり多くないので、台北経由で訪れるのは良いかもしれません。
また機会があればチャイナエアラインに乗ってみたいと思えるフライトでした!
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