大学院を卒業して頻繁に香港を訪れるようになって以降、何度も乗っているキャセイの台北ー香港線。正直、このブログで特筆すべき内容もなくなってくるわけですが、小さな変化や逆に変わらないものを記録し続けることも重要だなと思って更新を続けています。この場を借りまして、毎回お付き合いいただいている皆さまに改めてお礼申し上げます。

介風見聞録にお越しくださいまして、ありがとうございます。介(すけ)です。
前回仁川から香港までのフライトの模様をお伝えしました。今回は香港から台北までのビジネスクラスの様子をご紹介します。
▶︎仁川→香港のフライトの様子は下記リンクからご覧ください。
【年間約440万人が利用する高需要路線】
本題に入る前に、台北ー香港線がどんな路線であるか、今更ですが軽く調べてみたのでお付き合いください。
2024年に座席提供数の多い国際線ランキングのトップだった台北ー香港路線。交通部民用航空局の統計によると、チャイナエアライン、グレーダーベイ航空、エバー航空、キャセイパシフィック航空、香港航空、香港エクスプレス、スターラックス航空の7社が競合し、年間2万6346便、664万8989人分の座席を提供しているそう。
実際の利用者は439万3422人。平均搭乗率は66.1%。うち、キャセイは7社中最も多い7698便を運航、240万2942人分の座席を提供しています。実際の利用者は148万1169人、平均搭乗率は61.6%。
キャセイの搭乗率は全社合計平均を下回っていますが、チャイナ、エバー、グレーダーベイ、スターラックスの搭乗率もいずれも60%台で、香港航空と香港エクスプレスだけが80%台を叩き出しているという状況。
台湾、香港の航空ファンからは、不安定な地域情勢、香港の地位低下などさまざまな要因で以前に比べて航空需要が減っていると衰退を悲しむ声が聞かれますが、便数で2番目に多いエバー航空(5575便)よりも2000便多くの便を飛ばしていながら、それでも6割の搭乗率を保つキャセイの数字は驚異的だと言えるでしょう。
もちろん24年に985万9000人が利用した羽田ー新千歳線とは比べものにならないですけれども。
【長時間滞在しても飽きない玉衡堂】

仁川からの便を降機したのは13時10分。そのまま乗り継ぎのための保安検査場に向かいます。ほとんど人がおらず、待ち時間ゼロで通過。15分には出発エリアに入りました。

台北へは18時35分発のCX402便を利用する予定で、約5時間香港空港で過ごす必要があります。となると直行するのがラウンジ玉衡堂。飲食のバリエーションがとにかく豊富な他、リラックスした体制で過ごせるチェア、ソファがたくさん配置されていて、長時間滞在にピッタリです。

で、今回ちょっと試してみたかったのが、ラウンジで提供されている香港スタイルミルクティーとアメリカーノを合わせたら、香港の茶餐廳で飲める「鴛鴦奶茶」が楽しめるのではないかということ。
香港のミルクティーは他地域のミルクティーと違って独特の濃厚さと渋みがあってこれが魅力になっていると思うのですよね。キャセイのラウンジでは成田でも台北でもミルクティーが飲めますが、この渋みが足りなかったのです。
で、実際に飲んでみると、めちゃくちゃおいしい!!!!アメリカーノを3分の1だけ飲んで、その状態でミルクティーを足すと、ちょうどいい塩梅になりました。
多分、すでにやっている方も多い気がしますが、出発の直前まで香港を感じられるので、ぜひお試しください。


【満席でも意外と余裕のあったサービス】

18時05分から搭乗開始。どうやらビジネスは満席だった様子。
すぐにウエルカムドリンクとおしぼりのサービス。ドリンクはキャセイデライトをいただきました。
そして間髪入れずに機内食のお伺い。ラム肉と豚肉の用意がある中で豚肉をチョイス。
30分に英語と北京語のセーフティデモ。
35分プッシュバック。
55分離陸。てか香港空港の滑走路の状態、ちょっと状態が悪そうで振動がかなり大きかったのですが、補修はちゃんとしているんでしょうか。。。
19時03分CAさん行動開始。

間もなく機内食の配膳。

パンは一種類のみでしたが香ばしくて美味。

この日のメインは「豆腐燜腐竹涼瓜豬肋肉」(湯葉とゴーヤ、ポークリブの煮込み)。豚肉はプリプリ。弾力のある歯応えが満足度高し。甘いタレがゴーヤの程よい苦味とコントラストになっていて良い。湯葉は中華圏らしく厚みがあり、少し薄い油揚げのようですが、食感が滑らかでおいしかったです。
僕が台湾で生活していることと、キャセイばかりに乗り過ぎているということで普段はあまり意識しないのですが、やはりキャセイは中華料理がおいしいですよね。

フルーツはすもも、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、スイカ。

抹茶のムースは抹茶、小豆、スポンジと層になっていて楽しい食感。甘さも若干控えめでした。
食べ終えたところで19時35分。フライト時間やサービス状況だと、食後にドリンクを頼むか悩む時間になることがあるのですが、今回は比較的余裕があったのでウーロン茶をいただきました。

40分に機長からのアナウンス。
続けて台湾のブタを守るために肉類の持ち込みを禁ずる映像の放送。
53分ベルトサイン点灯。
20時過ぎにギアを出した頃から嫌な小刻みな揺れが続くも20時14分着陸。
18分スポットイン。
26分入境。
40分ごろには荷物を受け取り、メトロ空港線へのホームに向かい家路。

これまでに何度も香港での乗り継ぎを体験しましたが、今回のように待ち時間が長くなると、やはりラウンジが使えるというのは精神的にも肉体的にも非常に楽であることを改めて認識できました。今後はエコノミークラスの旅でも快適な乗り継ぎができるよう、キャセイ会員のシルバーを維持を目指して修行を続けて参ります。
まぁ、台湾ー日韓路線で本当に快適な旅を求めるなら、直行便に乗れという話ではあるんですけれども。
それと、今回からカテゴリーを刷新しました。搭乗記に関しては航空会社別、空港別、利用クラス別などで分類し、読者の皆さんが知りたい情報に迅速にたどり着けるようになればいいなと思っています。どうぞご利用ください。
それでは次の旅でもお付き合いいただけますと嬉しいです。またお会いしましょう。ごきげんよう。