介風見聞錄

台北に暮らす「介(すけ)」のあることないこと。

門出

リア充もすなるブログといふものを、非リア充もしてみむとて、するなり。それの年の弥生の二十日あまり三日の日の戌の時に、門出す。

【ごあいさつ】

という訳で、初めまして。介(すけ)と申します。日本人です。

僕と同じく台北で暮らす日本人のお姐様から、ブログを始めてみてはどうかと提案され、大学院卒業以降、埃をかぶっていたMacBook Airを取り出して、久しぶりに文字を打っています。

【自己紹介】

1985年、昭和末期生まれのおっさんです。出身地は東京。「平成狸合戦ぽんぽこ」や「耳をすませば」などの舞台となり、日本最大規模のニュータウン開発が行われた郊外です。

小さい頃からアジアの地理や文化、歴史、言語に興味を持ち、「ファイナルファンタジー8」で中国人歌手フェイ・ウォンの歌を聞いてC-popとCanto-popにどハマりし、途中K-popに一時的な浮気をするも、中国語学科のある日本の大学に進学。ちょうど20歳だった2005年に通称「猫空大学」と呼ばれる某国立大学へ1年間の交換留学することとなり、台湾生活が始まりました。その後約半年間日本に一時帰国するものの、大学を卒業してすぐに台湾に戻り、それから日本で生活をしたことはありません。

台湾に戻ってからは、猫空大学の大学院で台湾史を研究。半官半民の通信社で編集を3年半務め、現在は旅行系メディアの編集をしています。

、、、ここまで詳しく書くと、少し検索すれば簡単に身バレしてしまうと思うのですが、小さい台湾ですし、インターネットの発達した時代に完全匿名を貫くのは確実に無理だと思うので、その辺りは覚悟しております。ただ、わざわざ口外するなどはご遠慮いただければ幸いです。

【内容方針】

では、何を書いていこうかということなのですが、おかげさまで、かれこれ人生の1/3を台湾で過ごし、台湾人の友人にも恵まれ、すっかり現地化しました。台湾人からも日本人からもあまり日本人扱いをされません。

これは「郷に入れば郷に従え」を僕なりに実践した結果だと思うのですが、決して良いことだと言い切るつもりはありません。ただ、だからこそ、ほかの人とは違った視点で物事を見ているのではないか、そして僕自身もそのことをしっかりと自覚する必要があるのではないかということで、台湾と日本のことを中心に日々の出来事について、自分の考えを書き綴っていきたいと思います。 

ちなみに、2019年現在、僕の中で香港ブームが続いており、一年間のうち香港滞在日数が日本滞在日数を大幅に超過する現象が起きています。香港や広東語に関することも書いていければいいなと思っています。

という訳で、長くなりましたが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。